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オーディオケーブル・・・アクローテック 7N-S1010III
2010-12-13 Mon 23:50
最近、アクローテックのケーブルに新しい材料が使われた。
もちろん、これ以上の高純度のものはこれまで採用されてきた。
しかし、製品としてラインナップに追加されたのはこれが初めてではなかろうか。

これまでは6N素材が量産されてきたが、7N素材の量産が可能になったとのこと。
6N,7Nっていうのは、銅の純度のことだ。
6N=99.99997%、7N=99,999997%
ここまで高純度だと、1mmに細切れにすると、そのうちの数粒は100%の銅ではなかろうか。
写真 1

純度が高いと何がいいかというと、抵抗値が低くなる。
これにどんな効果があるかというと、高周波ノイズを拾いにくくなる。
銅の線っていうのは、実は案外抵抗値が高い。

純度がどういう違いを持つかというと
1Ωの抵抗が990個、10Ωの抵抗が10個ってイメージ。
全部直列接続になる。
990Ω+100Ω=1090Ω
1Ωの抵抗が999個、10Ωの抵抗が1個だと、1009オームになる。
相対的に見ると、8%位の抵抗値の変化があるってことか。

通常の無酸素銅は4N程度なので、7Nと比較すると3桁違うことになる。
抵抗値にしたらどれくらいの差があるのか分からないけど、抵抗値が小さいと、それだけ配線を細くできる。
そうすると何が良くなるかというと、シールドを太くできる。
外皮に対して配線が細いと、シールドと距離を取れる。
皮膜を分厚くできるので強度が上がり、より柔らかい絶縁材を使える。
同じ太さでありながら、柔らかく、シールドのしっかりしたケーブルを作ることができる。
さらに、インピーダンスも小さい。

それによって、比較的細く、低抵抗でありながら静電容量58pFというケーブルを実現しているわけだ。
すごいぞアクロリンク。

そんなわけで、結構安価に手に入る7N-S1010IIIを試してみた。
これは、スピーカー用なので結構太い。
スイッチクラフトのコネクタにはそのまま付かないので、加工が必要だ。
シェルをリーマでゴリゴリ拡張する。
それでなんとか突っ込むことが可能になる。

とは言っても、結局外皮は入らない。
このケーブルは、2層構造になっている。
外皮をはがすとシールドの内側に内皮がある。
内皮の中に皮膜を被った信号線が隠れている。
凄まじく豪華なケーブルだ・・・。

内皮まで少し剥がし、シェルをかぶせ、コネクタを付ける。
結構繊細な作業である。
このケーブルにはシールドがあり、このシールドをどう接続するかが重要になってくる。
銅皮膜なので、応力がかかると裂けてしまう。
応力がかからないように接続する必要がある。

・・・これは今後の課題にしようと思うが・・・。
シールドは、可能なかぎり強力にした方がいい。
超低抵抗が良い。
片側だけでいいとされるが、反射が起きるので両端をシールドしたほうが良い。
ノイズというのは、周期的なものであり、反射によってノイズを増幅してしまうこともある。


しかしまあ、シェルとケーブルの太さが同じだからなぁ・・・
見た目をきれいにするためには、結構頑張らなければならないんだよね。


けど、音質はあまりにも面白い。
これまでの音声ケーブルでは考えられない音。
中高域に関しては、ぼやけると表現して差し障りない。
高域は背筋がひやりとするような伸びがあり、キラキラと綺麗に響く。
中低域は包みこむような響きがあって、音の広がりが良い。
低域は、低抵抗、低インピーダンスケーブルの性能で余すことなく表現し切る。

それでいて、情報量は十分に濃密で、定位もしっかりしている。

最初は、あまりにも音が変わったので、すごく変な音に感じていた。
それから、少しエージングされて、音が安定してきたらこれが・・・
音声ケーブルが情報伝送路であるという枠から飛び出し、ヴァイオリンのように反響を持ってしまった感じだ。
ある種の楽器の一部である、そんな錯覚さえ覚えるほど響くようになる。

まさに機材が変わったと錯覚する、今までの常識をくつがえすような、そんなケーブルかな。
作るのはすごく大変だけどね・・・


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